コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するサイクリストの対応

 

具体的な考え方

 

・感染源のある可能性の場所にいかない、人や物に触れない

・感染経路を断つ(手指衛生、咳エチケット、環境の除菌)

・免疫力を弱めない

 

「チームPRIDE」代表としての考え

 

「そもそも外乗りに関しては、もちろんしないほうがリスクは低いです。ただ、適度な運動による体力作り、免疫力向上、精神的安定の効果があり、特に今は自粛モードで気持ちが抑圧された状況下にある人も多いと思うので、感染対策を理解し実施した上でのサイクリングは許容されると考えています。」あくまで、私個人の意見です。

 

コロナウイルス感染症防止対策の基本的な考え方

 

・一人での外乗り、どこにも立ち寄らない、適度な運動であることが揃えば許される範囲と考える。

 

・グループライド、明らかな人混みへの立ち寄り、体調不良等の症状がある中での外乗り等は逸脱行為と考える。

 

・グループライドはどの地域であっても自粛が妥当と考える。

 

・特定警戒都道府県での外乗りをする場合は、コンビニや飲食店等に立ち寄ることを強く自粛すべき。

 

・各地方の都市部も特定警戒都道府県と同様の警戒レベルと認識すべきであるが、ライドのルールによって郊外へ出る場合は対策した上でコンビニ等に寄ることをも可であると考える。

 

・人の少ない郡部にあっては、行動指針を守りつつ外乗りをすることは可であると考える。

 

サイクリスト向けの基本的な対策

 

ここでは自転車に乗る際に、具体的に気を付けたいことをまとめてみた。基本的には一般的に言われていることだが、家族に高齢者がいる場合など、家族構成によってはより慎重に行動べきケースもあるので覚えておこう。

 

・なるべく顔を触らない。

 

・顔を触った後の手で何か物やドアの取っ手などを触らない。触る場合は消毒をしておく。

 

・寒気が悪く、人が集まって過ごすような空間、不特定多数の人が接触する場所へは立ち寄らない。

 

・毎日体温を測る。発熱や咳などの症状がある場合は出歩かない。

 

・子供、高齢者、妊婦、持病持ち(特に糖尿病、高血圧、呼吸器系疾患等)の方は感染した場合に重症化する可能性、または致死率が高いと考えられるため、そういった方と同居している家族は特に感染予防・感染拡大防止に努め、不要不急の外出は自粛すべき。

 

マスクの必要性

 

マスクについては各種議論の分かれるところで、その詳細についての科学的考察はのちに検証されることになるだろう。ただ、今現在(4月23日時点)、自らの感染を防ぐという観点から、外出時や、自転車に乗る際にマスク又はそれに代わる物は用意しておくべきだろう。さらにマスクを使用することで、社会的に感染症のことを理解しているというアピールにもなる。

 

・一人で走る時、ライド中も着用することが推奨される。ロードバイクのsocial distancing(社会的距離)は時速30㎞で走行する場合、約20mと報告もあるため、一人で走っていても通行人等に飛沫拡散する恐れがある。

 

・マスクはフィルター部分を触らない事が原則であるが、サイクリングの場面では現実的に難しい。(例;サングラスが曇ったためマスクを触って位置を調整する。鼻水が垂れてきた為にぬぐうなど。)そのため、触った後に消毒するという対応が大切と思われる。具体的には手洗い、アルコールティッシュで手を拭くなど。

 

・着脱方法は、フィルター部分を触らず紐部分のみ掴んで着脱すること。

 

 

世界中で「ロックアウト(都市封鎖)していない自転車に乗れる国や地域」では、社会的距離をとるために「一人で走る“#RideSolo”(ライドソロ)」が、感染拡大を防ぎつつ健康的に欠かせない運動として自転車に乗る上でキーワードとなる。

もはやいまの日本のようにおもてを走れることは奇跡的な状況といえる。海外ではサイクリングすらも許されない厳しい事態にまで追い込まれているが、もちろんこうした強制は望ましい状況ではないし、避けないといけない。

この先、各国、地域ごとの事情。そして刻一刻と変化すると状況は変化する。さらにそれぞれ置かれた立場が異なるのでこの“ライドソロ”がいつまでベターな方法かはわからない。今現在(4月23日)、感染が広がりつつつある地域でできることは、集団ではなく、一人で安全に自転車に乗ることだと考えている。

 

ただし、これは自主的なもので、決して他人に強要したり非難するものではない。あくまでも安全で、健康的に自分たちが走り続けられる環境を維持するために、自分たちができる行動をしようというものだ。

 

※上記文面は外部ネット文面から引用させていただいております。ご了承ください。